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Category: 雑記

テラフォーマーズ

楽しみにしてたのに、五巻出てるの全然気付きませんでした! コンビニに寄った主人から「もう買った?」って電話あるまで><

物語の系統としては、「進撃の巨人」系だと思います。人類vs巨人=ゴキブリ人間という。そう、「テラフォーマーズ」における人類の敵とは、すなわちゴキブリなのであります。

21世紀のなかば、火星の地中に大量の二酸化炭素があるのがわかったので、火星を暖めて地中の二酸化炭素を流出させ、温室効果で気温を上げて……というテラフォーミング計画が持ち上がり、改良したした苔と、同じく改良したゴキブリが送り込まれたんですね。500年が経って、火星がいい感じになってきたので、ゴッキーを駆逐して人類が乗り込もうと思ったらゴッキーが思わぬ進化を遂げてて、逆に人類が駆逐されたという。このゴキブリ人間の進化に、なにやら人の思惑が入っていそうなところも「進撃の巨人」系かもしれません。そしてイケメンが容赦なく死んで行く……(☍﹏⁰)。

無防備に駆逐に出かけた第一陣が全滅してしまったので、彼らと互角に戦う能力をつけるために昆虫の遺伝子を合体させて強化した人間が主人公たちになります。主人公は……燈(あかり)ちゃんなのかな? 小町とW主人公なのかな? 一巻は小町小吉という青年が主人公だったんだけど、二巻以降はそれから20年後くらいになってて、小町は40超えてるのです。イケメンには変わりないけど、女性より男性にもてるらしいので、どういう系統のイケメンかは想像つくかと思います。私はもちろんタイプです。

ドイツ・南米第五班班長のアドルフさんに泣きました。あの浮気妻め……annoy 私は健気なエヴァ押しだったので、心痛まずに済んだけど。死亡率が異常に高い仕事だし、情が湧くのを恐れて部下とは一線を画して付き合い、常に冷酷に振る舞ってるのですが、実は非常に熱く情の深い性格。本人の思惑とは裏腹に、そんな班長を実はみんなが慕ってて、俺を置いて逃げろと言ってるのに逃げてくれないとか……! みんなの気持ちも痛いほどわかるけど、ほんとは部下が可愛いアドルフさんの気持ちを思うと号泣ものです……。゚・(>﹏<)・゚。

ところで、燈ちゃんの親は誰なんだろう? 少なくとも片親は絶対知ってる人のはずなんだけど。両親ともパグズ2号の乗組員で、試験管ベビーだったとしたら、やっぱあの人らだよなあと思うんですが、片親だけがそうだった場合はティンさん希望です。哀しい生まれ育ちだったと思うので、せめて愛する人を抱きしめたこともあったんだと思いたくて。(なので根拠は全然ない)

すごく面白いマンガなんだけどな……ゴッキー含めて昆虫駄目な人には絶対薦められないから残念。

ちなみに私は、ゴッキーを見つけると「殺ってやるぜ!!」と闘志が燃え上がるタイプです。残念ながら猫さんズも「殺ってやるぜ!!」なタイプらしく、ここ十年で3〜4回見かけたヤツらはすでに死体でありました。なので私の華麗な戦闘力は、実家に夏帰ったときくらいしか発揮されないのです。

バランスが悪いので

「事後」シーンのみで、エロシーンは入れないことにしました。もしも楽しみにして下さってる方がいらしたとしたらごめんなさいです。(´-ω-`)スイマセン

それであと四話でなんとか収まるような気がします。結果駄目だったとしても、出来るだけそのつもりで頑張りたい。

 

話は変わりますが、最近私ロマンス小説を結構読んでるじゃないですか。前から日記のネタにしようしようと思っていたのに忘れていたことなんですが、地の文に非常に気になるところがあるんです。

多岐に渡るジャンルで翻訳物を多く読みますが、これまでそんなことに引っかかったことはないので、ロマンス小説を主に訳してる方の癖?かお約束?的なものかも知れないと思うんですが(訳者さんのキャリアを見ると、これまでに訳した物が全部ロマンスものである人とか珍しくありませんので)「おなか」「おへそ」「お尻」と訳してる方がすごく多いのです。地の文でですよ?

──アッシュはまるで生命維持のためだけと言わんばかりに、激痛への恐怖に強ばるルークをうつ伏せに押さえつけた。きっと自分が抱くのが誰なのか意識したくないのだろう、ルークの上半身にシーツを被せて目に触れないようにし、パジャマを剥いでお尻だけをむき出しにする。

例に上げるとこんな感じになります。違和感バリバリです。「お」なか、「お」尻、「お」へそと、女性が「お」を付けないと妙に乱暴に聞こえる言葉ですが、地の文なら腹、尻、へそでいいのではないかと思います。「お」風呂とかね。私は普通にお風呂とかお肉とかお箸とかって言っていますが、地の文として書くときには「風呂」「肉」「箸」と書いています。

どうしても違和感を感じて、「お尻」「おなか(お腹、ではなくおなか、が多いようです)」が出てくるとそこで止まってしまって、前後一帯の文を読み直して違和感を噛み締めたりしてしまうのです。まあそうは言っても、これが小学校就学未満くらいの年齢を対象にした絵本とかだったら、「おなか」とか「お尻」と訳してあっても流してしまうかもしれませんので、少し気にし過ぎなのかもしれませんけれども。

 

私信になりますがfraさん、レス一日待って下さい。お教えいただいたキーワードで一度確認して感想を、と思います。それが私には多分起こらない現象だからって、他の人にも起こらないとは限らないんですけど、やっぱりちょっと胡散臭く感じてしまいます^^; 演技じゃないの?って。

キスミー エンジェル

著者のスーザン・エリザベス・フィリップスはアメフトチームを中心にしたシリーズが多分有名なんだと思いますが、私にはあまり合わず忘れ果てていて、今回この「キスミー エンジェル」がすっごく面白かったので、この著者さんどんな他にどんな話を書いてるのかなとぐぐってみて「あっ、あの面白くもなかったアレのあの人か」とびっくりしました。

ヒロインは元売れっ子ファッションモデルの奔放な母にかなり特殊な育てられかたをした娘、デイジー。突然の母の事故死に打ちのめされ、病的な浪費癖に陥り、自分の資産も知らないまま小切手を切り続け、ついに逮捕されることに。助け手は実父(ロシア系アメリカ人)ですが、この借金を帳消しにするかわりにある男と六ヶ月間の結婚生活を送れという。

相手は実父と同じロシア系アメリカ人のアレックス。新郎の名前も憶えていない状態で結婚式に挑み、そのまま連れて行かれたのは、なんとサーカスの興行場。ヒーローは移動サーカスのマネージャーだったのです──

最初は軽薄な金持ちのわがまま娘だと思われていたヒロインですが、実際はかなり前向きな子で楽天家。ここがこれまでの生活においてはオツムの軽い落ち着きのない娘だと思われる由縁だったのでしょうが、逆境におかれるとこれは大変な強みになります。陥れられ、誰からも信じてもらえず、夫には冷たく当たられ、友人も出来ず、慣れない労働に肌も髪も荒れ放題で疲れ果てながらも、ヒロインはさぼったりもせず楽しようともせず真っ当に仕事にあたり、人よりも先に動物たちと心を通わせていきます。ほんとにくたくたなのに、問題点や改善すべき点なども厳しくチェックしていて、ただ漠然と仕事をしているのではないこともわかる。ものすごい生真面目で目端が利いて頑張りやの子なのですよ。読んでて、ヒロインの味方にならない読者はいないと思います。動物たちはそういうところをちゃんと見抜くんですね。

ペットがいる人にはおわかりだと思うんですが、動物ってほんと癒し効果ありますよね! ヒロインがこの逆境に負けず頑張れたのは絶対彼らのおかげで、ヒーローの存在じゃない。最初は動物たちにも嫌われていると思ってたヒロインですがどんどん世話にのめり込んでいくようすが、ほほえましくもありますが、すごくうらやましくもありました。

ヒーローはやはり幼い頃色々あった人間で、愛する、という感情がよくわからない。次第にヒロインに惹かれていっても認めようとせず、さんざんヒロインを苦しめます。終盤にそのせいでヒロインがとうとう壊れてしまい、それで初めてヒロインへの愛を認め、罪悪感を抱き、なんとか償いをして、ヒロインの愛をもう一度得ようと頑張るんだけど、遅いよと。ヒロインには可哀想なんだけど、私正直すっきりしました。ヒロインのこの姿を見て、もっと苦しむがいいよって。ぶっちゃけ虎のシンジュン、お前がヒーローでいいよって何度も思いました。シンジュン、いつ人型にシェイプシフトするのって(笑)

パラノーマルではないのでシンジュンは人型にはならず、なんだかんだいってもロマンス小説、最後はもちろんハッピーエンドです。天罰が下るがいい!と思い続けたヒーローですが、あの反省っぷりですし今度こそヒロインをちゃんと守るだろうと許してやることにしました。(超上から目線です)でも私はシンジュン×デイジーを押すけどね! 彼はヒーローよりヒーローっぽかった。

ちょっとひっかかった点は、ネタバレになりますが、ヒーローが二重生活を送っていた点です。ロマンス小説にはヒーローが貧しくてはいけない理由がなんかあるのですか? 最終的にはヒーローの財力が必要な局面があったわけですが、どうしてもヒーローに社会的地位の高い職業を用意しようという点には、なんか俗っぽさを感じてしまって(著者もですけど、読む人の俗物根性も考慮しているのかもしれないと感じる点が)、純粋にロマンスを楽しむための弊害になりました。別にサーカスのマネージャー一本で生きてる人でいいじゃんと思うんですが。

でも不満はそのくらいです。多分定期的に読み返したくなると思うので、買って手元に置いとこうと思います。heart01シーンはこれまたゴールデンタイム放送の洋画劇場(R指定なし)のベッドシーン程度のものですので、ロマンス小説苦手な方にもおおいにおすすめします。

真夜中シリーズ読了

三冊とも読み終わりました。

今後シリーズが続くのかどうかはわかりませんが、とりあえず三作品ともH/H共に同じタイプであるように思いますので、あまり長く続くと飽きがくるかも知れません。事件らしきものは三作ともあるんですが、そんなものを読ませる小説ではないので、ロマンス部分だけ重視してあとはあっけにとられるほど簡単に短く、清々しいほどの力技で解決。(でもそれが気に触ることはありません。ハードボイルド小説ではないので)この三部作で終わりのほうがいいような気もしますが、けど、あえてあと一冊だけ書いて欲しい!

三冊読んで、一番気になる男性はヒーローたちではなく、一作目、三作目のヒーローの仕事仲間であるジャッコというキャラでした。パンクファッション、全身ピアス、毒蛇のタトゥー、スキンヘッドheart04 音楽の趣味が合いそうな気がします。彼に、この三冊のヒロインたちと同じような清純系彼女とか出来たら……happy02 すごい私ホイホイなんですけど!

各H/Hは
「真夜中の男」元SEALの警備会社CEOジョン×インテリアデザイナースザンヌ
「真夜中の誘惑」元USMCの殺人課刑事バド(一作目のヒーローの友人)×大富豪の令嬢クレア(一作目のヒロインの親友)
「真夜中の天使」元SEALの鬼教官で警備会社の共同責任者ダグラス(一作目のヒーローの会社)×盲目の歌姫アレグラ(一作目、二作目のヒロインの親友)
という感じでヒーローはヒーロー、ヒロインはヒロインで全員横の繋がりがあります。ジャッコはその警備会社の人間で、鬼教官ダグラスが「命を預けられる」という実力の持ち主。外見は「部屋に入ったら顔を背けられる」ダグラスよりも上をいき「部屋に入ったら人が逃げ出す」恐ろしさとか。萌える……! お相手はぜひ素直で素朴で清純派美少女系美女でお願いします!

そんなこんなでヒロインはヒステリックじゃないし、頑固と言われても鼻につくほどではないし、美人だし小柄だし(ここ重要。といってもヒーローが全員巨大なので、身長差を考えたら170くらいはあるかもしれません。けど、体格差萌えの私は十分満足しました)全員が私好みだったのですが、ヒーローがね……

全員、ものっすごい過保護で超ウザイ!><

二作目のヒロイン、クレアがバドにうんざりする気持ちがすっごくよくわかります。三人のヒーロー'sは全員例外なく男性ホルモンを過剰に分泌しており、ヒロインを守ろうとするあまりに行動をかなり束縛したりもする。会社の人間を運転手に使おうとする公私混同、ヒロインがキャリアの為に人脈を広げるのさえ、その独占欲が時に障害になっていたりもする。

……って感じの割には、結局ヒロインの尻に敷かれてたりするわけですけど……>< 三ヒーローとも同じタイプってことは、著者さんこういう男性が好みなのかな? 

私にはどうみてもこの三人が「大人の男」にはちっとも思えませんでした。いつ「俺は危険な男だ」と自分で言い出すかと、母のような気持ちでひやひやと見守った……orz 日本人として、日本の社会で生きて来た私にとって、仕事とプライベートのこういう公私混同は違和感を感じるものですし、ましてヒロインが少しでも人脈をひろげるべき時に、真横で近づく人間を犯罪者を見るような目で睥睨してるとかってあり得ないです。度量が狭いなあ……。三人ともそれなりに実力者なんだから、ヒロインをのびのびと自由に生きさせたうえできっちり守ってみせたらどうなのと思う。まあ、守られる方にも危機感と自覚がなければ守りきれないってほどアメリカが危険だっていうことなのかも知れませんが。私にとっての理想のヒーローとは、先日日記にて紹介した「風のゆくえ」のヴィットリオのように、きちんと見守りながらも好きに泳がせてくれるタイプなんですよね。とかいって私がぐずぐず思っていても、結局のところ束縛されることをヒロイン'sは受け入れているんだし、私がとやかく言うことではないんですけど、私がヒロイン'sならどっかの時点でドン引きしてると思います。

弱点を作りたくないがために守るべき者を持ちたがらないヒーロー──ロマンス小説に限らずですね──いますよね。実際に愛する人を見つけると、確かにそれはアキレス腱にもなるけれども、それが彼の強さになったりとか、物語ではそうなるのが定石と思ってたんですが、特に一作目、三作目のヒーローなんかはヒロインの存在が強さに繋がったと読んでて感じる部分が全然なくて、帰ってダメになったような気しかしないんです。私がクライアントなら、ヒロインに何かあったら仕事放り出されるかもしれないと思うから、あんまり信用する気になれないというか。

楽しみにしてた三作めのヒーローも、最後のあたり、優秀な兵士のくせにこれまでに培った何もかもをすっとばして重傷を負った上、ヒロインも守れないかも、という事態に陥る。ヒロインを案じるあまりとはいえちょっともにょもにょ……。いざ何かあったときにこんなふうになるんじゃ、家から一歩も出ないで閉じこもってたって、危険なことには変わりないじゃんと思ってしまいました。

うーん。なんだかんだいって面白くは読めました。でも、もしこの先にこの警備会社関係のヒーローの本が出たとしても、ジャッコがヒーローでなければ飛びつくことはないように思います。

──ジャッコもまた、同じようなパターンになるとしたら、妄想で終わっておけば良かったと思うかもしれませんが……。

情報ありがとうございます!

昨日の日記に書いた「正体」は判明しました。昔のはともかく、近年の社会派っぽいコミックは普通に手に入るようなので、読んでみたいと思います。

商業誌では最近描いていらっしゃらないそうですが、この機会にBL描くとか、紙で出すとか、してくださらないかな……。やっぱり今時のBL界だと受けない絵柄でしょうか。あまりに素晴らしいマンガだったので、ランキング上位のサイトさんも結構覗きましたが、どれも性に合いませんでした。

情報と言えばもう一つ。RWBYのyellowのトレーラーが発表されました。(エンドレスになっても、と思ってレスのレスは遠慮しましたが、その節はトモノリさん情報ありがとうございました)音楽がもう使われたものばかりで、それは残念だったけど、動画は素晴らしかったです。武器のギミックはREDの次に好きです。かっこ良かった! Rubyと姉妹かと思ったら血は繋がってないのか。まあ似ていませんもんね。

ヒゲのおっさんがなにげに気に入りました。大事なところを捻られちゃったのに、仲直りと言われるとキスしようとかw ただの好きモノかと思ったらちゃんと強いし。こういう男女が最終的にくっついたりしてたら、それは萌えるんですけど。うざいピンク脳ですみまs(ry

動画好き度はB>R>Y>W、武器はR>Y>B>Wかな。

 

でも正体が気になる

四月の終わりくらいにサイトを知り、七日おきの更新を楽しみに追っかけてたオリジナルBLコミックサイト様の連載が終わりました。

本編完結前に番外編はアップされてたし、二人がくっつくのはわかってたけど、それでも胸が一杯になりました。

攻は小3、受は中2からスタートの「少年期」編と、攻が二十歳になった夜の「青年期」編で本編は構成されています。主人公は攻のほうで、受けの子をすごく慕っていたんですが、ある出来事を境に受は姿を消してしまい、会えなくなります。恋愛感情のなんたるかも知らなかった子どもが、慕わしさ、会いたさのあまり少しずつ彼への想いを育て、その出来事の意味を知ったとき、その想いが恋愛感情であることを悟る、というところが鳥肌立つほどでした。その歳でお互いに劇的に恋して……なんていう話ではないんですよ。私はその存在を知ったのが最近なので、それほど完結までじりじりしないですみましたが、開設された当初から知っていたらものすごいじりじりじりじりしていたと思います。

惜しむらくは受が長髪になっちゃったことかな〜。別に似合うし受だからいいんですが、少年期編の短髪がかなり萌えるので。同じように思う方がいらしたようで、ブログに青年になってからの短髪絵もアップされました。受、髪切ってくれ……!って本気で思いました。

この著者様はプロのマンガ家さんらしいんですが、知人や身内にバレるからってことで、どうやら違うペンネームを名乗ってらっしゃいます。ってことは、BL書きさんではないのでしょうか? 凄まじく絵のうまい方なんですが(いやもうほんとに)見覚えがないんです。少し古いタイプの絵で……レディースコミックとかハーレクインのマンガ家さんとか言われたら腑に落ちる感じでしょうか。デッサン力ハンパないです。主役二人はかなりの体格差なんですけど、攻の腕とか太腿とかすごい筋肉!って感じで、決して受もひょろひょろしてるわけじゃないし華奢、って感じでもないのに腕の中にすっぽり収まる様子がすごくドキドキさせます。

ちょっと気になるな〜と言う方は「web漫画」でぐぐると二つ目くらいに検索サイトが出るので、ボーイズラブのランキングを辿ってコメント読んでみて下さい。20位以内に入ってらっしゃるので、それほど面倒ではないはず。うちのサイトがオリジナルならずばっと紹介もするんですが、こんな紹介の仕方ですみません。正直無料のwebコミックでこんなすごいもの読ませてもらって良かったのかって。紙で持ってたい……。本業がBL作家さんかハーレクインの方なら他のも読んでみたい。もちろんレディースコミックでも出てるなら読んでみたいけど、レディースコミックってコミックとか出てないですよね。

何度も涙ぐんだし、ドキドキもさせてもらいました。次は何を描かれるのか、すごく楽しみです。

わーい新譜♪

6月の25日にSkilletの新譜が出ます〜! 最近はRedとThree Days Grace、たまにA skylit drive、picture me broken、eyes set to killです。picture me brokenも今年新譜のはずなんだけど……タイトルも発表されてるのに情報きませんねー。

入荷日に受け取りにいけないかもしれないけど、古巣で予約しました。すごく楽しみです。Delainやthe HIATUSもCD出たけどライブCDなものですぐにはいらないかなーという感じで。最近は新規開拓もあまりしなくなったし、やっぱり仕事が変わると情報は遅くなるし購買意欲も落ちるんですね。

 

私信になりますが、U様、お返事のお返事ありがとうございました!

その日がくるのを楽しみにしております。
エンドレスになってもあれなのでこちらで^^;

黄金のたてがみを抱きしめて&パッション

読了。

「黄金のたてがみ〜」はシェリー・ローレンストンのシェイプシフターもの三冊目。一冊目には二作入っていたので四作目になります。その二作目のヒーロー、ブレンダンの異母弟ミッチと、二冊目のヒーロー、スミッティの妹シシー・メイのお話。なので今回もライオン×狼の異種恋愛になります。

珍しく後に読んだ後書きに書いてあったんですが、「プライド・シリーズ」というシリーズ名のようです。ってことは主にライオンシフターがメインのストーリーなのかな。ブレンダンの双子の妹マリッサと、ミッチの同母妹グウェン(父は違うので、ブレンダンとは血の繋がりがない)が残ってますもんね。

さて、ここまで読んで来てシシー・メイがかなり癖のある奇矯な人物であることはわかっていたんですが、うーん。むしろ実は驚きの料理の天才だったりしてびっくり。多分お父さんがアルファをやってるパックの皆さんが住んでいるスミスタウンに問題がありそうな。というか、スミス一族まじ怖い。

刑事のミッチは潜入捜査の折り、マフィアのボスの殺人を目撃したため裁判で証言することになったので、多額の賞金をかけられて命を狙われています。そのため兄弟や友人たちとも距離を取ってて、シシー・メイのことをにくからず想っているのに友人の位置に甘んじている。そんなある日、シシー・メイといるときに狙撃され、シシー・メイの判断で雇われた殺し屋がミッチの潜伏先として候補にあげないだろう故郷のスミスタウンで養生することになりました。

このスミスタウン、なんと名の通り住人のほとんどがウルフシフター、スミッティの父親がアルファのパックの住処だったりする。両親はスミッティの結婚式に出席した後そのまま旅行に出かけて留守なので、シシー・メイの実家で二人暮らしが始まるんですが……。

なんというか、もうシリアスなんだかコメディなんだか。ミッチは賞金かけられてるので、証言した後は証人保護プログラムに入り、二度とシシー・メイと会えない、という重苦しい設定が根底にあるのですが、シシー・メイのみならず彼女の兄たち、叔母たち、ブレンダンとロニー、あらゆる個性とアクの強い人々が好き勝手に動くのでもうすごいことに。一方でミッチの実母が息子を救うため暗躍し──いや、暗躍じゃないかも。堂々としてるかも──スミッティとジェシー・アンは共にパックで生活していたため新婚旅行先で二人きりで過ごすことに早々に飽きて来ている。

はっきりいうと、ブレンダンとミッチの兄弟はものすごく不憫でした。メイスもそうだし、(スミッティだってそうじゃないとは言えないんですが、ジェシー・アンはスミッティを立ててるような気がする)このシリーズのヒーローは爆走するヒロインのあとをはらはら、おろおろしながら追いかけるような役割であるのかも。いやもう、なんというか、不憫でした……。ロマンス小説でヒーローにこんなこと思ったことないんだけど。

当然ハッピーエンドですが、この三名にはほんとうにそのヒロインでいいのか、もう一回考え直せと言いたい(笑)だって確実に寿命を縮めてるような気がするし。

でもとにかく面白かったです。どのカップルも凸凹(A型夫にB型妻みたいな)で、普段はそういうカップルが好きなのですが、なぜか今回は凸凹感が若干少ないスミッティ×ジェシー・アンが一番可愛いと思いました。このシリーズは手元に置いておいてもいいかなあ。ロマンス小説のシリーズ物は、邦訳企画が途中で頓挫することもあって油断できないんですが。

「パッション」はおすすめありがとうございました! ヒーローの母、その婚約者(ヒロインに非ず)の母、二人の母親'sと煮え切らないヒーローに苛々しながら読みましたが^^; 面白かったです。

あわや大事故に巻き込まれ、というところをヒーローに助けられ、超劇的な吊り橋効果もおそらくはたっぷりとスパイスになって、H/Hは万博の水晶宮で性急に抱き合ったりしたあと、これでもかのエロシーンが前半はたっぷりあったんですが、どうやらこの小説はそこが良いか悪いか、まっぷたつに評価が分かれる作品のようです。過激描写が話題になったそうですが、BL慣れした人ならこんなの過激のうちに全然はいらない……っ><

あらすじだけみるとほんとに唐突感のあるセックス描写ですけど、読むと意外にそうでもない。この流れならそうなっても違和感があんまりないなーと思いました。もしかしたら大けがしてたかも、死んでたかも! というような時には興奮状態になってて、案外今なら何でも出来ると気が大きくなっててもおかしくないし。

ただ、ヒーローがヒロインの部屋に初めてやって来て以降のシーンには、ちょっと激痛を思い出させる単語が入ってたのですべて飛ばしました。(ぶっちゃけこういう小説で二次元エロは勘弁>< おかしな妄想はなしにして欲しい)ストーリーの展開が面白いのであり、エロはそれほど重要ではないという判断ですが多分大丈夫だろう、うん。水晶宮Hまでは良いのではないでしょうか。

最後は私的には大満足です。ヒーローは途中身勝手なことを言うのでかなり苛々させられましたが、そんな身勝手なことを言わなければならないほど追いつめられていたし、ヒロインを想う気持ちだけは疑いようがなかったので、終わりよければすべてよしというか、だからといって嫌いになったりとかはありませんでした。

ヒロインの二人の妹も可愛くて性格もすごく良さそう。駆け寄りながらベソをかくヒロインに萌え。ペイシェンスは同じく性格がすごくいいのに女見る目のないヒーロー弟(人のことはよく見てるのに、なんで自分のほうの問題に気付かない>< これが恋愛フィルター?!)とどうやら……vなので、次作続編がすごく気になるんですが……。妹二人と、今回のヒーローの婚約者とで計四部作の出版が決まっているのになんか長いことごたついて出版されなかったようで。妹がヒロインのが2010年に出版されてるようだけど、邦訳版はなしなのかな。

和製のロマンスもの

……というレーベルはないように思うので、そうカテゴライズしてもいいだろうな、という作家さんとしては原田康子先生が真っ先に──というか唯一上がりました。母の本棚に数冊あったので、小学生のころから何度も読み返しています。今でも「満月」「日曜日の白い雲」「風の砦」(主人公ではなく、主人公の親友とアイヌの娘のロマンスに私的焦点を当てています)「サビタの記憶」だけは別に買い直して手元に置いてあります。

多分「海霧」以外は全部読んでると思います。「海霧」は以前一度図書館で借りたんですけど、忙しさにかまけて読めずに返してそれきりです。ロマンス小説熱が醒めたらまた借りようかなと思ってるんですが、頭を使わないでいい文章に慣れた今勢いよく読めるかどうか^^;

「満月」は大昔映画にもなったので(観てないけど)知ってる方もいらっしゃるかも知れませんが、私の一番のお気に入りは「風の砦」かな。主人公には妻がいるのですが、妻は実は夫の親友が好きなのです。その親友、というのがまたいい男でですね。同人を知った後で読んでいたら、親友×主人公になっていたかもしれませんが、当時は純粋でしたので、その親友とアイヌのツンツン娘に非常に萌えたものです。

他にはこれは、というものがちょっと出ないのですが、実はマンガなら出ます。

おそらく、ほとんどの方がご存じないのではと思いますが、宝塚で舞台化されたようなので、そちらのファンの方は知ってらっしゃるかもしれません。「風のゆくえ」という粕谷紀子先生のお描きになったヒストリカルです。高校生のときヅカファンの友達に借りました。文庫サイズの「風のゆくえ」、コミックサイズの「風のゆくえ・再会編」の二冊でしたが、両者の絵柄がずいぶん違いますので(前の方が好きだった!)、描かれた間が空いてたのかも。私と母がそれに惚れ込んで購入に至ったときには、B6サイズで一冊にまとまってたので、それを買いました。むろん今でも持っています、私がw

舞台は中世北イタリア。ヒロインのクラリーチェは、とある領主の妾の娘ですが、母が亡くなり、尼僧院で暮らしています。そこで暮らすほとんどの娘はいろんな事情で男性(父だの叔父だの兄弟だの、男性の庇護のない女性は生きにくかった)の庇護を失った娘たちですが、ヒロインはただただ父の訪れを待つだけだった母のようにはなりたくないと、自分で自分の道を切り拓くと、ある日尼僧院を出奔します。でもその途中で攫われて(実は攫ったヒーローはヒロインの実家との取り決めでヒロインを嫁にすることが決まっていたので、全く結婚に乗り気でないまま尼僧院へ迎えに行ったのですが、逃げちゃってたので後を追った。必死で走るヒロインを馬上から掬い上げて連れ去りました)無理矢理嫁にされ、衆人環視の中で(時代的に……><)無理矢理処女を奪われます。

とは言っても、そこは全然生々しくなく、抵抗の力及ばず陵辱されるという場面は、抵抗したのに馬上に掬われたあの夜の記憶で表現されるという、マンガでしかできない素晴らしい手法で表現されました。昔の少女マンガは厳しかっただろうし。

なんだかんだ事件を経て結局は両思いになり、ヒーロー・ヴィットリオの激しい愛し方に幸せを感じたりもするんですが、ふっと、これじゃ母のように夫を待つだけの女では……? と思い、城を出て行くのです。ヒーローはヒロインを深く愛しているので、無理に閉じ込めても翼を折るようなものだと黙って出て行かせるのですが、いや、結構束縛系のヒーローなのでよく決断したな! と感心ました、ほんとに。これが愛の力なのねheart04と。ここまでが前半です。

後半に関しては、ほとんど別人のように絵柄が変わっていまして、ほんというとそんなに好きな絵柄ではなくなりましたが;; それでも真のハッピーエンドを迎えるころには多分気にならなくなってました。

領主夫人を一時的に辞めて城出したヒロインは、つくろいものと刺繍でたくましくご飯食べていました。(にょたルクの裁縫設定はここから来ています)正直ヒーローいなくても自分の力で生活できるのですが、そうなればなるほどヒーローが恋しくなるという矛盾。そんな中、頑張って妻に自由を与えた本当は束縛系のヒーローはどうしていたか……あはは! ま、彼は彼で頑張ってましたhappy02

当時の事情を思いますと、男女どちらにも「男女双方、対等である」という感覚がないわけで、待つ女である母を反面教師にしたとはいえクラリーチェのように自立を熱望する感性の方が当時としては革新的なんですよね。一般庶民よりも男性優位主義の強い社会で生まれ育ったヴィットリオがそれを理解し、受け入れるだけでなく、妻がそのように自由な精神の女性であることに、またそのような女性に自分も選ばれ、愛されると言うことに、喜びとある種の誇らしさを感じるようになっていくその過程がすごくいいんです。

素晴らしいお話で、全力でおすすめしたいのですが、密林で見てももう気軽におすすめできるお値段じゃなくなってて>< 非常に残念です。ああ、これぞハーレクインだな、というのを、ハーレクインを知らない方に最も良い形で教えてくれるマンガだと思うので、どこかで定価に近いお値段で発見されましたら絶対買いだと言っておきますっ!

これに限らず、昔の少女マンガはハーレクイン、ロマンス小説に近い物がけっこうありましたね。「伯爵令嬢」とか。「ヨコハマ物語」とか。(甲斐男爵×まり子の方が好き)

 

レス不要でメールを下さったあなた様へ一言だけ。

初めまして、メール下さってありがとうございます! 紹介したものをそのように実際に手に取っていただけるとすごく嬉しいです。お気に召すといいのですが。

嬉しかったので、また紹介してみました^^

拍手の方は、拍手できる回数が10回と決まっているので、最後まで押しちゃうと読み返しができないという事実がご指摘により発覚したので、急遽拍手回数に余裕を作るため無修正のままサイトの方に収容してそれきりなんですよね>< いい加減書き直して収容し、他のものを置くべきなんですけど……。まだ心の余裕と読み返す度胸がないので>< 続きを読みたければ拍手してねというのもなんかいやらしい気がして、拍手の方に前のがサイトの方にあるよって書いておけばいいかと思ったのです。そうですね、これに関しては現状このままでいこうと思います。すみません。本当はお礼ページを更新したよという履歴にも載せたくないなと思ってるんです。どのような形でも拍手ボタンを押していただくことを強制したくないので……。ぽちって押すことで「来たよ」「読んだよ」「頑張れよ」と励まして下さる方が、そのとき気付いて下さればいいかなーと。

当たりが続いています

ロマンス小説は当たり外れが大きいんですが、「思いあふれて」(ご紹介ありがとうございました)「夢の騎士にふたたび」に続いてシェイプシフターものの「黄金の瞳に心奪われて」(二作収録)「琥珀の瞳にもう一度」も大当たりでした。

「黄金の瞳に〜」のヒロインは先日ちょっと触れました「こんちくしょう!」のヒロインです。ヒーローのメイスはライオンのシフター、ヒロインのディーは普通の人間、警官です。(ヒロインが警官、という設定には少々弱いです。マンガの「花咲ける青少年」のカジカの両親のストーリーが好きなのからきているかも。ヒロインはおそらくボブヘアだと思うんですが、ヒロインの容姿をキティで想像してしまった)ヒーローは子どものころからず──っとヒロインが好きで、合衆国海軍にいた間も執拗に想い続けていたため、彼の友人たちが初対面のヒロインを知人のように扱うのがほほえましかったです。残念ながらヒロインは超犬派で、大型犬を二頭飼っているのですが、そのことにひどいショックを受けながらも絶対に引かないヒーローが可愛かったです。犬派で猫嫌いのヒロインは、ヒーローよりも彼の親友の狼のシフターと一緒にいるほうが落ち着くという。可哀想な猫ちゃんsmile

彼らは互いを「猫」だの「犬」だの呼び合っているのですが(犬のシフターもいます)行動がだいぶ動物の習性にそってますので、読んでてくす、と思うことも多いです。ライオンは基本、雌を中心としたプライド(群れ)を作っています。雄は食べさせてもらって、子どもを作り、プライドを守る。ただ人間の部分もあるので、それをまるでヒモの用に感じて受け入れられないライオンシフターの雄もいる。ヒーローもそんな、一匹狼のようなライオン。

反面、親友のスミッティ(名字がスミスであることからついたあだ名。スミス=スミッティは海外小説では時折みかけるので、お約束のあだ名なのかも)は正しい狼のアルファ(第一位の雄)としてパック(群れ)を率いています。一緒に退役し、一緒に会社を立ち上げたので、スミス・パックの仲間たちとヒーローは仲が良い。ヒロインが犬派と知って、ヒーローはこの狼たちの群れに大爆笑されました。なにかと不憫なヒーローでしたが、シリーズの他のお話でも個性の強いディーに押されて、そこはかとなく不憫臭が漂って……。犬もまた一匹増えて、三匹飼うことになってるし。

二作目は、メイスの姉のプライドから抜けたばかりのブレンダンがヒーロー。もちろんライオンシフターです。ヒロインはスミッティの妹の親友ロニーなので、ライオンと狼の異種恋愛になります。

とはいえ、普通にあることのようなので、一部の差別主義者が違う種のシフターと恋愛関係になることに渋い顔するくらいで別に禁忌でもありません。ただ……混血児は笑いのネタになるようなユニークな容姿になることもあるようです^^; でも人間型になったら美女だったりするようなので、ネタにはなってもそれで子づくりを諦めようとか、そんな深刻なことにはなりません。

というか、この話全体が深刻なことにはなり得ないというか……。おおらかでなんでもジョークにしてしまう、いかにもアメリカ人(私の偏見に満ちたアメリカ人のステレオタイプ)といった様子がすごく楽しくて好感持てます。

二冊目の「琥珀の瞳に〜」はスミッティがヒーロー。ワイルドドッグシフターのジェシー・アンがヒロインで、こちらも異種恋愛。ちょっと犬のシフターのことはわかりづらいんですが、原種の犬ならシフターがいる、というようなことを読んだような気がするんだけど、秋田犬のシフターが出てくるんですよね。秋田犬も交配種のはずなので??って感じなんですが……。とりあえず、いわゆる愛玩犬にはいない模様。(犬のシフターが犬を飼ってたりもする)

いやはや、スミッティといいメイスといい、好きな子を思い続ける執拗さはさすがに親友同士。ジェシー・アンは自分だけは有名なヤリチン男スミッティに相手にもされなかったと思い込んでいますが、実は……。

スミッティの執拗さ、なにがあっても「お前はおれのことがすきなはず」と決めつけている様子は、普通なら私のカンにには障るんですが^^: やることなすこと構ってちゃんな犬のようで全然腹が立たない。あれこれとずーっとすれ違いが続くんですが、それに関しては私は完全にジェシー・アンの味方でした。

このワイルドドッグのパックの連中が底抜けに変人で、陽気で、オタクで、子どもが大好きな連中で(犬だけに)、すごく好感が持てます。狼のシフターは犬のシフターを小馬鹿にしてることが多いみたいですけど、個人的に知り合うと愉快なやつらだと思うのか、それなりに仲良くなったり認め合ったりしているのです。ここまでの三作では、私はこの「琥珀の瞳に〜」が一番好きです。ヒロインがすごく可愛い。

そしてH/Hの行く末より気になったのが、その秋田犬のシフター、ケンシン・イヌイ氏(笑)

世界中をイヌイ・パックとともに旅しているらしい大富豪の彼は、どうやらスミッティとメイスがやってる警備会社の日本支部立ち上げのビジネスパートナーとなったようなので、シリーズのこれからにも登場が期待されます。いつか禁断の日本人(シフターだけど)ヒーローが誕生してくれたらいうことはないのに……。基本女性が読む物だから、日本人、というか東洋人ヒロインはあり得なくても、ヒーローには期待したいな。

そういえばロマンス小説恒例のエロシーンですが、私今回雪原での壮絶なシーンで初めて「エロシーンだ」とドキドキしました。これまでこの手の小説のベッドシーンにエロスを感じたことがありませんでしたが、著者のせいか訳者さんのせいか、このシリーズはそのシーンにちゃんとエロスを感じるし素敵だなと思います。いや、すっごく明るくベッドに入ってて、苦悩の欠片もないのがいいのかなー。最中にべらべらしゃべってないのがいいのかなー? そういう意味でも◎です。

今は三冊目、四作目にあたるのを読んでいます。二作目のヒーローブレンダンの腹違いの弟ミッチとスミッティの妹シシー・メイのお話。シシー・メイと仲の良くない狼たちとかなり深刻な闘争になるかとどきどきしていたら、ミッチ(ライオン)が狼チームの一員としてフットボールの試合に出て熊のチームに買ったら許してやるとか……>< なんだよお前たち、そっちの方が大事なの?! プライドはないの?! って。ちょっと高度だけど、基本「取ってこい」だから犬連中はフットボールに夢中なんだとせせら笑うミッチの言い草に吹きました。

ロマンス小説だという偏見抜きで読んでみてもいいんじゃないかな、と思います。ロマンス小説のいいところは絶対にハッピーエンドってとこですしね!

ええと最後に私信になりますが。

fra様、返信がご迷惑になるわけではないようですので、勝手ながら時間を好きなことに使うことにして、レスページに返信させていただいています。よろしければ……。

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