お食い初め
昨日、娘が生まれて何事もなく120日目を迎えました。
お食い初め用の食器を、「陶工房高谷」様にオーダーで作っていただくお願いをしていたのが、予想より早く届いたので、120日目にすることが出来ました。お天気によっては一月くらいかかるそうなので、120日過ぎの「食い延ばし」を狙っていくつもりだったのですが、やっぱり届いたら100日、120日の節目にやりたいですよね。慌ててお宮参りした神社に歯固めの石をお借りしに行きました。
下のような桐箱で届きます。真ん中の高杯の下にあるコーヒーカップはプレゼントだそう。すごく可愛いです。見本には高杯上の湯のみも無かったので、これももしかしたらサービス品かも知れません。見本は陶工房高谷様のサイト、オーダー品、というところから見れます。どんぐりみたいなぽってりしたフォルムが可愛かったのですが、私は2cmほど直径を広げてもらったので、普通のお食い初めセットのような態になってしまってます。これから注文してみようかって方は、見本通りの形で、って付け加えた方がいいかも。子供の名前も入れていただけるので、出産祝いなどにすごくいいんじゃないでしょうか。私は友達が出産したら、女親からの正式なものとは別の記念としてもこれを贈りたい! と思うのですが、年齢的にもう誰も生まないかな……。
名前は子供の字の数、画数によって漢字になったりひらがなになったりするそうなのですが、娘は漢字一文字なので、石に名を彫った印を最初に作ってくださり、陶器の肌にぐっと押してあります。かっこ良いです! お見せできないのが残念>< その印も一緒に下さったので、これから買い与える娘の本の蔵書印にしようと思ってます。
お料理にも気合いが入りました。
テーブルクロスは気に入ったものが見つからなかったので、生地を買って作りました。気合いの入れようが怖いと主人に言われましたが( ̄∇ ̄) 敢えて裏地を表として縫っています。
お料理はお赤飯以外はすべて手作りです。お赤飯は私大好物なんですが主人が好きじゃないので、量作れなくて。鯛を買うのにデパ地下へ行ったのでついでに。おこわの専門店のもので、今まで食べてたお赤飯はなんだったんだ?! って思うほど美味しかったです。
鯛は桜鯛のお刺身用が一尾あったので、大きいかな……と思いつつ購入。目が透き通ってきらっきらしてました。
──が!!
いざ塩を振ろうとパックを開けると、うろこ取ってない、内臓抜いてない……><
最初に「お刺身用」の表示がないものを手に取った時には抜いてありました。お値段があまり変わらなかったので少しでも美味しいもの、と思ったのが徒になったようで〜(;´Д⊂) 鯛の鱗は固いし飛び散るし〜……! でも内臓抜いてないとこに鮮度に対する自信を感じさせました。
化粧塩を振っていざオーブン、ってときにまた一波乱。大きすぎて、斜めに入れても串で立てた尻尾がオーブンの側面をこするのです……! それでもまあなんとかなったのか、な? 身はほっくほくで超美味しかったです。翌日鯛めしにする予定だったのであんまりつつかなかったけれども。
お吸い物は鯛とか蛤が一般的だそうですが、我が家ではおめでたい時には、ってことで穴子と牡蠣です。穴子も鯛も今旬ですので良かったです。
お借りした石には、ご祝儀袋から外した水引き三本を使って飾りを結びました。梅干しも自作のもの。紅白の寒天は、私が子供の頃はニッキだったんですが、あんまり好きじゃなかったので練乳ミルクといちごです。ミルクの部分は甘く、いちごは無糖で、桜の型で抜きました。
娘は実際には食べられないんですけど、お節を作ってるときと同じくらいの充足感がありました。娘の服は早めに買っておいたヒロミチナカノベビーの菊柄袴ロンパースのアカ(袴部分は紫)で隙は無しです。親だけ大満足の一日でした♪(* ̄ω ̄)v