ハーレクインでお薦めしていただいた「誇り高き愛人」読み終わりました。すっごく面白かったです! ……けど!
マックスはヘタレすぎ! 思い込み強すぎ! お前の(思い込みの)せいで弟やらオバサンがヴェリティを馬鹿にしたのだーっ!! 全く罪がないのに、己の罪だと思い込んだ秘密を抱えて苦しんでいるヴェリティに、年の差あるのに大人気なさすぎです! ほんと苛々します! お前はアッシュか……!!(そういやアシュルクも年の差カップルだ。いつも忘れてるけど)
対してヒロインのヴェリティの健気さは冒頭の、父親の埋葬シーンから際立っていまして、もうそれまでの境遇もそれからの境遇も可哀想で仕方ない。針の筵のような婚家を抜け出して、少年たちとクリケットをやっている安らぎのシーン、ほっとするシーンなのに、悲しかったです。誤解が解けたあとはむしろ弟の好感度が急上昇しましたので、ぶっちゃけ弟とくっついても良かったのに……。リチャードはかなり男前です!! ヴェリティの真の姿を見抜くのも早かったし。でもやっぱりマックスが良かったんだね……(´_`。)グスン こういう趣味のわるいところ、うちのルークだと思いました。
初めからそのつもりで読んだせいか、無理なくアシュルク変換どころか感情移入しすぎてかっかしながら読んでしまいました。元の文は当然わからないけど、訳も綺麗な文章でいい。最近のコレ系小説で「彼はホットよ」なんていう訳を見るとその場でしらけます。←多いんですよ〜
とにかく大変ハラハラ、苛々、最初から最後まで楽しんで読みました。お薦めありがとうございました!
お返しにハーレクインではないんですけど、しかもかなり古い小説なんですけれども、オルツィの『紅はこべ』、まだ未読でしたらお薦めさせていただきます。お好きではないかと思います^^
以下、パラレル。
先が見えてきました^^;