ドリフターズ
夕べしたたかに酔った主人がぶら下げて帰ったコンビニ袋の中に、1巻から3巻が入ってました。
「接待とかいらないから、俺は早く帰ってマンガ読んだりゲームしたりしてえよ」と言いながらパタンキューだったので、お寿司の折り詰め(酔っぱらいのお土産の様式美)ではなくマンガだったようです。実はちょっと気になってたので、ありがたく先に読ませてもらいました。
古今東西の歴史上の著名人たちが死後異世界に送られる、という話なんですが、死に方(殺され方? なのかな?)で「漂流者(ドリフターズ)」と「廃棄物(エンズ)」と呼ばれる二つの陣営に分かれています。島津豊久(主人公)、織田信長、那須与一、ハンニバル、スキピオなどが漂流者ですが、ジャンヌ・ダルクとか土方歳三(なんでー)なんかは廃棄物です。(ジャンヌ・ダルクは島津の家紋のこともあるし、最終的に漂流者の方に来そうだけど気のせいかな。もしかしたら廃棄物のボスは世界最大の宗教のあの人? なのかなと思うんですが、もしそうなら来ないでしょうか? っていうか、仏陀と立川に住んでるくらいは笑って許してもらえたとしても、どうなのあの扱い)
あまり私が興味のない歴史上の人物ばっかなんですが(主人公とか、山口多門とか知らなかった)菅野直だけは文庫を何度も読み返すくらい好きな人物です。どっちなんだろう?? あの性格だと漂流者なのかな?
とにかくはちゃめちゃな感じなので、最終的に綺麗に畳める風呂敷なのか危ぶまれるんですが、すごく面白いです。続き気になる。この作者さんの作品を私も主人も読んだことないんですが、どうなんだろう? 話作るの、上手いマンガ家さんなんでしょうか?
マンガと言えば進撃の巨人も最新刊出ましたね! これは伏線の張り方も回収もすごくて、もう唸るばかりです。