ほたるの群れ3巻
気付いたら随分放置です>< すみません急にオリジナルが書きたくなって、荒くともラストまで書き留めておこうと少ない時間を充ててしまっています。きちんと書く気はいまはないので、最後までネタ的に書き終わったら気が済むと思います。
『ほたるの群れ』三巻読み終わりました。
今回表紙が阿坂でした。前にこの本について書いたとき、バトロワの七原秋也、川田章吾、中川典子の関係性に似ている、と言いましたがそのせいで阿坂のイメージを映画『バトルロワイアル』から山本太郎的な容姿(つーか髪型?)で想像していたんです。けど、なんだかFF7のザックスみたいな感じですねー少し後ろ髪は短いかもですが。脳内イメージ画を修正です。誰も聞いてないかもしれませんが、FF7はザックラであります。
ほとんどが阿坂と会長の戦闘シーンだったですが、冗長な感じは全くしませんでした。阿坂はやっぱりかっこいいです。ゴリラでもいい。会長の毒付きトランプや短剣より一撃必殺の掌底のほうが肉体派ぽくて好きだ……。ゴリラゴリラと呼ばれる阿坂を気にしている裕美の選んだ合唱曲『ゴリラのジジ』の歌詞がまた意味深で。前回合唱コンクールの曲のことなどあまり気にしませんでしたが(ほんとにある曲としりませんでした)三巻ではあらゆる人が「ゴリラーのジジー」とくちずさんでいて気になったのでぐぐってみたんですすよね。
なんだか川田君に似ていると思ってしまったせいか、常に死亡フラグが立っててハラハラします。最後まで生き残ってくれるのかしら……。こういうタイプの子が最後ふつーに生き残って、裕美みたいなごくごくふつーのお嬢さんと中学生っぽい恋愛とかして幸せになってくれたりしたら萌えるのですけど。
血みどろシーンが多すぎるので、友だちに勧め辛いと思っていたんですが、とうとう薦めてしまった。同じくお薦めの『レッドデータガール』がたいそうお気に召したようだったので気をよくしてしまったのですが、『深行(息子)派』の私に対して『相楽(父)派』といわれてしまったのは痛恨の一撃でした。私はなにを考えているのかわからない、得体の知れない人物に興味を感じないのです。
やっぱあれ、学校にヘリを乗り付けて迎えにくるというすべての女子のあこがれであろうことをやっちゃったのがポイント高かったのでしょうか。でも私はわかりやすさと将来性を取りたい。
話が逸れましたが、痛い描写とラノベの苦手でない方にはほんとお薦めです。幻冬社文庫ですが内容はラノベです。バトロワOKなら怯むことはないと思います。
同じくスタジオエトセトラの『童話物語』もお薦めなんですが、最初が愛猫家には辛いかもしれません。(虐待とかではないんですが……)貸した相棒は何年もそこでとまったまま先が読めませんでした。今は文庫にもなってるようなので、手にはとりやすいはず。