今更白虎隊
なぜか『無名の』『元』役者に縁が多く、主人の実弟(元子役)を皮切りに友人(無名)、別の友人の彼氏(無名)、友人の母親(元)、もしくは息子(元子役)といろいろいるのですが、それに主人の友人、同僚を入れると結構な数に上ります。(残念ながら「何々に出てたナントカ役」といえば「ああ!」というものも若干ありますが、役名だけで「ああ!」ってなるような有名人はいません)
主人の元いた会社の同僚(主人が転職したためもう同僚ではないんですが、ネトゲを通じてほぼ毎日話してるので、今でもたまに飲んでます)もその一人ですが、「元役者」ということだけ聞いていて、何に出ていたのかまでは知りませんでした。それがこの間レンタルビデオ店で主人が「白虎隊」なんか見てるので不思議に思い聞いてみると、「○○さんが出てたんだって。それで観てみようかって思ってさ」と言うのです。私は仰天しました。「まじで?! え、レンタルしなくていいよ、私持ってるよDVD」1985年の「忠臣蔵」、翌年の「白虎隊」は永遠の金字塔であります。知っている人が出ているとは夢にも思いませんでした。……そんなものまでパッケージで持っていたということにちょっと引かれたようでしたが……いや、山本八重子や覚馬もいるし、観直したいなと思ってはいたんです。
長いので少しずつ、と言い、昨夜8時すぎから観始めたのですが、観始めると面白いので結局2時近くまで──ラストまで観ちゃった。私は数度しか会ったことないので、なかなかわからなかったんですが、主人は一度見つけると後はすぐ目についたようです。アップもあったしセリフもそこそこあったし、思わず笑ってしまうことが多かったですが、やっぱり面白い! このあたりの年末時代劇は、忠臣蔵(数々あるけど、私は1985年のこれが一番すき)と白虎隊だけ持ってるのです。田原坂とか五稜郭も観たんだけどな……憶えてないってことはいまいちだったんだと。
そういえば、土方歳三の役もいろんな人がやってるけど、私はこの近藤正臣版が一番好きだなー
昨日午前中に観た『ものすごくうるさくてありえないほど近い』はかなり号泣させられましたが、言いたいことがぼやけてたので(最後の主人公の行動やその反応で、なんとなくはわかるんですが)星3つくらいかな。ずーっと観たくてすぐにレンタルしにいったのにすぐに借りられてて観られなかった『戦火の沈黙 ヒトラーの義勇兵』(これを借りに行ったのになかったから近くに置いてあった『マイウェイ』を借りたのです)はよく意味がわかんなかったうえなんとも後味が悪かったです。ロシアンルーレットなんかで無駄に兵が死んでるのに、殺人事件だけ捜査が必要だった理由もわかんない。フリーメイソンがらみだと思われてたから? えっそれだけ?って感じです。二人して「この死体がジェファソニアン(@BONES)に持ち込まれてたら、ホッジンズ博士が狂喜乱舞しただろうね」という的外れな感想を言うだけで終わった。がっかりです。