パラレルAL 18話
向山貴彦さんの「ほたるの群れ1」読了。
「童話物語」はもう全く手放す気のない愛読書の一冊ですが、いつまでも「Big fat cat」のシリーズしか出ないので新刊を期待することを忘れておりました。最近ふっと思い出して検索すると、これが二巻まで出ていたのですが、あらすじを読むと「童話物語」とは全く趣が違うように感じたので、とりあえず一巻だけ購入し、病院の順番待ちで読み始めたらとまりませんでした。二巻も注文しておけば良かった……。
二つ(今のところ)の暗殺組織の抗争に巻き込まれることになった二人の普通の中学生、高塚永児(彼は……本当に普通と言えるのかは謎な気がする)と小松喜多見。抗争の目撃者かもしれない喜多見を殺すために潜入する阿坂。彼らが主人公になるのか、主な登場人物であった三人の中学生(阿坂は謎だけれども……)の性格と関係性が、なんとなく「バトルロワイアル」のメイン三人に被るような気がしました。残酷描写からいきなりのスタートですのでお薦めはしませんけど、バトロワ大丈夫な方なら面白く読めるのではないかと思います。
以下、パラレルです。
※流血表現(固まってますけど)あります。ご注意を。