もう二年
二十日は父の三回忌でした。
定年退職まであと二年、というところで倒れ、罹患すると平均寿命が六年といわれる病気でぴったり六年の闘病生活の末亡くなってもう二年です。進学のために上京して二十年以上一緒に暮らしていないので、未だに実感が沸かないです。
もうほんとの身内だけで行いましたが、甥っ子たちも大きくなってて、騒々しくて、しんみりの欠片もありませんでした。このお坊さんのお話がまた面白い。
父は無口であまり表情もない人でしたが、にぎやかなのが好きな人でしたからこれでいいんでしょうね。
広島と東京で暮らしている甥たちは、これが血というものなのか、一年近く会わなくても一瞬で仲良くなります。弟夫婦が帰宅するときには、妹の子たちが号泣して、絶望のあげくにふて寝をしているのを見て、従姉弟たちがずっと仲良くいられるよう、大人が努力しなければという話になりました。森川実家は父方、母方ともに従兄弟同士にほとんど接点がないのです。どの伯父（叔父）伯母（叔母）に何人子どもがいて、なんと言う名なのかも知らない。もちろん母は兄弟と連絡を取り合っているので知っているでしょうが、距離が離れてるし、遠くにに住んでいる身内と密に連絡を取り合うというようなマメな家系ではないというか。
しばらくのんびりしましたので、これからまたキリキリ頑張ります。