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他人の方が知ってる

今編み物教室で、初めてのかぎ針編みを教わっています。棒針歴は小学生からで随分長く、セーターや帽子など何枚編んだか(主に父や母、主人に)ってくらいで、編み図を見れば大抵編めるのですが、かぎ針は身ごろをはぐときくらいしか使ったことがなく、ド素人です。そのため、私が持って行った編み図を見て、先生も皆さんも「まずは小さいタワシとかから始めたほうが……」とおっしゃったのですが、無職ニートなので「時間はありますから〜」と無謀かも知れない挑戦をしました。エコタワシとか編んだって使わないし闘志も沸かないから、絶対編み物自体にすぐ飽きちゃう。

けど、針は違っても極々基本的なところはそう変わらないんだし、目が揃わないなんてこともあんまりなく、(気を遣わないときつく編みがちな傾向にはあるみたいです。棒針とかぎ針で、左手の毛糸の掛け方も違うし)「初心者とは思えない」と皆さんに褒められ(おだてに弱いB型なので)有頂天になりながら週三日通っています。

私が一番若いくらいで、皆さん生まれたばかりの曾孫の話を楽しそうにしてらっしゃったり、70年前の空襲や疎開の話で盛り上がったりしていて、聞いていてとても興味深く、楽しいです。中には来るだけ来て、お菓子食べてお茶飲んで、話だけして帰って行く方も。教室、っていうより、有閑マダムのサロンみたいな感じ?

来年干支が申ってことで、現在は猿の編みぐるみを編むことが流行ってるようすで、行くと必ず誰かが猿を編んでるんですが、今日、しばらく入院していて来られなかったという一番古いらしいIさんというおねえさまがタクシーで教室に来られました。私は初対面です。

わ〜っ久しぶり! 体の調子どうなの〜?! とおねえさま方はしばらく大騒ぎしてらしたのですが、Iさんは猿の編みぐるみに興味津々。

「あら〜お猿さん? かわいいわねえ〜! 今みんな編んでるの?」というIさんに、Sさんが答えました。

「来年の干支だしねえ。私の干支なのよ」関係ないけど亡き父も申年、生きていたら来年72歳でした。Sさんは父よりひとまわり年上になります。

「あら、私も申なのよ〜」

「「「「「Iさんは○○(忘れた)年でしょ!!」」」」」

私、大爆笑してしまいました。全員が一斉にハモったんです。Iさんは「あれ?? そうだったかしら……??」とおいおい大丈夫かと思っちゃうほど首を傾げておられましたが、本人が忘れてるのに、周囲の人々が全員知ってるというのがすごいおかしくて。

あまり座り心地のいい椅子じゃないんですけど、つい長居しちゃいます。(10:30〜17:00の間いつ行ってもOK)

出来上がって洗濯してアイロンしたら、是非披露したいです。これ終わったらキャスケット編むんだ〜(*´∇`*)

 

 

レス不要でメッセージ下さったTさま、ひと言だけ。

ありがとうございます!!! 連絡いただけるのを楽しみにお待ちしますヽ(*゚∀゚*)ノ 

そういうことを経験されておられたら、用心深くもなりますね。そのようなことがあれば落ち着くまで一時リンク解除するなりして、被害を広めないよう心がけたいと思います。

私の一番のお薦めは「泥流地帯」「続泥流地帯」です。宗教観が合わないので、一番の代表作である「氷点」は一度読んだっきりなのですが、子供の頃に母に素晴らしいと刷り込まれた「塩狩峠」も好きですし、「海嶺」や「嵐吹く時も」「細川ガラシャ夫人」なども大好きです。機会があればぜひ、読んでみて下さい。疲れている時でもすうっと頭に入って来る文章です。

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料理、読んだ本、見た映画、日々のあれこれにお礼の言葉。時々パラレルSSを投下したりも。

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