笑うしかない
仕事帰りにおっちゃんに道を聞かれ、びっくりして「歩いて行くのは結構大変ですよ」と答えました。多分、四時間近くかかると。
途端に「お嬢さんに言ってもしかたないけど」との前振りですごい勢いで愚痴られ(端折ります)、多分本当はおっちゃんとそれほど年が違わないのに「お嬢さん」と言われたことに気を良くしてお財布の中に357円しか無かったのに(仕事帰りに下ろして買い物しようと思ってた。今月色々予定外の出費があったのに、月々の予算内できっちり収めた自分に多少酔っています)300円をバス代として上げました。
「貸した」ではないのは、すっかり機嫌の良くなったおっちゃんが、「またどっかで会ったら返すよ!」と手を振りながら去って行ったからです。
全く返す気のないずうずうしさに、ちょっと笑ってしまいました。
作り話かも知れない「愚痴」がなかなかドラマチックで面白かったのと、もし本当だったら結構悲劇的だったので、うちに帰ってからあのおっちゃんどうしただろう、まだ歩いてるかなと気にするのが嫌だったので上げたんですが、ちゃんとバスに乗れたのかどうか(目的地まで足りるかも不明)