煎り酒
実家に帰った時に、煎り酒を作ってみたいと言って父が15年くらい前に漬けたうめぼしを貰って帰りました。
父には申し訳ないんだけど、私はこの昔ながらのしょっぱすっぱい梅干しがちょっと苦手ですが、煎り酒を作るとなるとこういう梅干しの方がいいみたいなんですよね。
今朝昆布を純米酒に漬け込んで(羅臼が良いらしいのですが、今うちには日高しかない)おいたので、昆布を出して(佃煮になります)うめぼしと、荒削りの鰹節で少々煮詰めると出来上がりです。
味見してみましたが、ちゃんとしょっぱくて、なるほどこれならお醤油の代わりとして使えそうです。(昔はこれをお醤油として使っていたのです。大豆のお醤油が台頭してきて、いつの間にか廃れたらしい)特に白身のお刺身に合うとのことなので、明日は給料日前の最後の贅沢としてお刺身にしようかと。どんな感じなんだろう? すごい楽しみです。
台所中すっごいお酒臭くなりましたけど^^;
主人は帰るコール時に必ず夕飯のメニューを確認するのですが、換気扇回してたので、部屋の近くにくるとごおっとお酒の臭いがしたらしく、聞いてたのと違う匂いがする……! と犬ならば後ろ足の間にしっぽが挟まっているような態で帰ってきました。