届いた!
本、届きました!
記憶にあるのと値段も違って、1,800円でした。ISBNももちろんない、古い本ですが、状態かなり良くて嬉しいです。ダメージといえば紙箱の背が褪せてるくらい。
昭和50年改訂版、とありましたので、買ってもらった時期から考えるとおそらくこれと全く同じもののようです。
児童書ですが664Pと分厚いので(亡き父が、一晩で読むな、数日かけてゆっくり読みなさい、と言い聞かせながら私と妹にプレゼントしてくれたのを憶えています。弟は──まだ本が読めるような年じゃなかったかな……)5mm分くらい読みましたが、見覚えのある挿絵に、父にまつわる当時の思い出がわーっと思い出されてほんとに泣けました。本、ゴジラ映画(トラウマになっている)、ジャズに関する思い出がたくさんあります。
そういえば父母共にジャズ好きなのに、私はとうとうハマりませんでした。子どもの頃はLPでジャズばっか聞いてたので、好きな曲は結構あるんですけど、自分でLPやCDを買うことはなかったなあ。
40年以上前に、母の嫁入り道具として祖父が持たせたあり得ないくらいすごいステレオがうちにはあり(公務員の初任給が3万円だった当時で10万以上と聞きました)日がな一日何か音楽がかかってました。ジャズだったり、アニソンだったり、古い映画音楽、洋楽ロック&ポップスと日と人に合わせてバラバラだったですが、いい音でした。──私の聞くものは、うるさいとか気持ち悪いと家族には不評でしたけど。
スピーカーと合わせると畳一畳分くらいあったでしょうか。CDが姿を現すと出番がなくなり、針も入手しづらくなり、転勤を重ねるうちに邪魔になって手放してしまったけど、今でも惜しいなと思うんですよね。CDは音をデジタル化する以上、絶対にLPには叶わないと思います。