拍手SSへの補足とか考察?とか
クリムゾンの名前はドイツ系っぽい「ファブレ公爵家のクリムゾン」なので本来は多分ルークの名も「ルーク・ヘアツォーク・フォン・ファブレ」でいいと思うのですが、主人公の名前があんまり長くても、ってことで敢えて端折ったのかな。
ずいぶん前の日記にも書いたけど『ファブレ子爵』と『ファブレ公爵』という爵位が同時に存在することはあり得るんでしょうか。無いような気がするんですけど。もしもあるなら単に私の知識不足ですが……。所詮ヨーロッパ古今の小説で仕入れたもので、詳しく調べたことないため、何もかもが曖昧なんですが、公爵、侯爵は多少の例外があれど基本的には領地に付いた爵位なので、「クリムゾン・ヘアツォーク・フォン・ファブレ」なる人物が「べルケンド公爵」であるなら、ルークが子爵の爵位を得て「ファブレ子爵」になるのも納得がいくんですが。或は「ファブレ公爵」が数少ない例外である「姓+爵位」で、ルークが「ミッターマイヤー子爵」とか「ロイエンタール子爵」とかになるならば。
結局のところ「これ、ゲームだし。ファンタジーだし、なんでもアリっしょ!」と言われればその通りなので、IFに関してはあえて「ヘアツォーク」をミドルネームと見なすことにしてあります。(ルークに「ヘアツォーク」がつかないことを考えたら本当にミドルネームで、スタッフさんが『公爵』だからってシャレで付けたとか、あるかなあ……)
「ファブレ子爵」は外殻大地降下への貢献に対して与えられたもの(でしたよね?)なので、仮にルークがクリムゾンの死後あとを継いで、彼が持っているであろう複数の爵位を全て受け継いだとしても、それをルークの死後にルークの後嗣が継ぐとき「ファブレ子爵」は無いと私は思うんだけど、これもどうなんでしょうね。
ちなみにナイルの爵位ですが、基本的に生きている間に後嗣に襲爵させたりは出来ないので(もしかしたらこれも例外はあるのかも)クリムゾンが生きている間はナイルやアッシュがどの爵位を名乗ったとしてもすべて便宜上ということで、クリムゾンからの単純に言うと借り物になり、作中で「エーレ侯爵」というのを出したけれども、ナイルがそれを継いだというわけではありません。ナイルが「ファブレ公爵」になるのはクリムゾンの死後になります。
逆行小説はそこらへん捏造の嵐になるので、一度詳しく調べてみたいんですが、年取るごとに頭を使わないでいい本しか読めなくなってきているので、本を借りたり買ったりしてもちゃんと理解出来るのか。そもそも読み切れるのかどうか……。