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2014年09月27日

渋皮栗第二段


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奥が赤ワイン煮、手前が最後にブランデーを入れたものです。色じゃわかんないですねcoldsweats01

ワイン煮は悪くないけど、次はもういいかな……って感じです。主人の感想は「俺はブランデーのが一番好きかも。赤ワインは……まずくないけど美味くもない? けどこっちの方が好きな人もいそう」というなんとも曖昧なもの。職場の皆さんに振る舞ったところ「気分でどっちでも」「どちらか派(赤ワインかブランデーか)」に普通に分かれましたので、本当に好きずきなんだと思われます。

ちなみに、3kg分(赤ワイン煮、ブランデー漬けで半分にしました)朝の7時半くらいに鬼皮を剥き始め(あらかじめ沸かしたお湯に漬け込んで柔らかくしてあります。手で触れる温度まで下がったら作業開始)、全工程終了が19時前だったよーん><

アルドノア・ゼロを一話目から観ながら剥いたのでゆっくりめだったせいもあるけど……(って言っても4時間くらい?)

剥いたら総重量を量っておいて、その半分の重量の砂糖を用意しておきます。(レシピなどでは皮付きのまま砂糖の量を決めていますが、森川家ではそれだと甘すぎるのです。私の好みはさらに100gを引いた量で丁度良いのですが、主人が嫌うので)重曹大さじ1(大体2〜3kgでこれくらい使ってるので、例えば1kgの栗なら小さじ1くらいで良いと思います)を入れて沸騰後弱火(黒豆と同じく、栗がお鍋の中で踊ってはいけません)に→灰汁を取りながら10分。火を止めて流しにお鍋ごと置き、静かに水を流し入れて自然にお湯を水へ入れ替える。済んだら、ある程度のふわふわしたゴミ的渋皮を指の腹でやさしく擦り落とします。筋っぽいところは爪楊枝や竹串など使って破らないように。栗が柔らかくなると渋皮が剥けてくるので、まだ固いここで一番丁寧に取っておくのがおすすめです。

全部済んだら、ここまでの工程を後二回繰り返します。だんだん柔らかくなってくるので、沸騰後に弱火にする時はとろ火でいいと思います。擦り洗いも丁寧にやさし〜く、です。

計三回これが済んだら、重曹なしで計二回沸騰後とろ火10分を繰り返します。ここで重曹臭さを抜きます。私は二回でわからなくなりますが、気になる方は3回で。

これが済んだら、栗がかぶるくらいの水でとろとろと煮て、好みの固さになったら半量のお砂糖を入れてとろとろ……しばらくたったら残りのお砂糖を入れてとろとろ……で、完全に溶けたらブランデーorラム酒を1kg分(鬼皮付き)に対して大さじ1くらいですか入れて──好きな人はもっとどぼっと入れてもいいと思う──一晩放置してお砂糖を含ませます。冷蔵庫に入れておいても染みてくるので、数日経った方が美味しいかなー。煮汁ごと冷凍して、クリスマスやお正月用にしてもいいと思います。

 

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